やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

お金のレッスン24

『3年後の自分のためなら貧乏も乗り越えられる』

  逢坂ユリ『あなたを幸せにするお金のレッスン80』68-69頁(成美堂出版、2008年)より引用



 『お金はあれば助かる場面はたくさんありますが、無いなら無いでやりようはあるものです。けれど、そんな生活を長く続けるつもりはちっともなくて、3年後にはハッピーになれると信じていました。』

 子供の頃から田舎の古びたボロ家に住んでいるから、暖かくて静かな高断熱高気密の家に住んでみたいと憧れ、一生に一度の大きな買い物は高性能住宅にしようと夢見て、何にもない我慢の生活を10年続けてようやく念願の住宅購入に手が届きかけたときに郵貯の定額預金を投信につぎ込んだのが悲劇の始まりでした。
 年々評価額が下がっていって半分以下になってしまった投資信託の満期解約分をそのまま株につぎ込んだ結果、あるものは紙くずになったり、あるものはその姿を10分の1にまで価格を下げたり、倒産の危機に瀕していたり、またあるものは外貨になってその身を減らしたりと・・・、気づいてみたら手元の住宅資金なんて見事に消えてしまってましたがな。
 ハッピーになれると信じていたのに・・・。

 『どんな人もいくつか夢を胸に秘めているものですが、欲張ってそのすべてを追っていても実現できません。』

 夢は一つで、欲張って追っていたわけではないんだけどな。。。
 むしろ欲張って追っていたのは、投資信託で損した分を株で取り戻そうと、倒産した会社の株で損した分を他の銘柄の株で取り戻そうと、株では取り返しができないので、外貨預金で取り返そうと、こうやって欲張っていたのは認めますけど・・・。

 『夢を実現出来た時の自分の幸せな姿をイメージして、頑張る力に変えてください。』

 もう、若い時に夢見たあんな大きな家は手に入れることは不可能だけど、いつか暖かい家に住めることを夢見て、もう一度株式への投資を頑張ろう!!