やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

大阪・関西万博の入場チケットは、やはり生鮮食品だった(あくまで私見)

 『なんですかこれは。納得できる説明をしてくださいよ。』

 長崎県旅行中に知った、大阪・関西万博の入場チケットの割引販売。

 この前まで3万円で売られていた通期パスが2割引きの24000円で買えるらしい。

 もっともこれは情報が独り歩きした結果の表現であって、間違いではないが少し正確性に欠けている。

 補足すると、5月31日までに会場内に入場した際に申告すれば割引コードが貰えるそうで、インターネットのチケット販売サイトから通期パスを購入する際にそのコードを入力すれば24000円で買えるという仕組みらしい。

 一度入場するのが必須条件とは言うものの、『来場当日にご利用になったチケットを提示いただいた方を対象に割引コードを配布』としか書かれていないので、4000円の開幕券でもいいみたいだし、会社で社員に配られた無料入場チケットでもいいのだろう。

 とすると、私が買った3万円もする通期パスの価格って、一体なんだったのだろう。

 行き当たりばったりの運営?

 それとも、初めからこういう売り方にするって決めていて、一部の偉い人や関係者には急いで買わないように予め知らせてあって、何も知らない庶民を騙していたってこと?

 売れ残っては困るので「早く買え!早く買え!」って購入を促していたのはこういうことだったのか。

 だけど、思ったよりも売れない。

 大阪・関西万博の入場チケットは、生鮮食品。会期終了が消費期限。

 このままだと売れ残ってしまって廃棄処分となってしまう。

 ならば、まだ消費期限が残っているうちに割引シールを貼ろう。まずは2割引。

 近所のスーパーの生鮮売り場と変わらないな、この万博。

 もう少し買うのを我慢していれば、次は半額のシールが貼られるだろう。

 その時に割引コードを入れると、なんと15000円で買えちゃうとか!?。

 もっと粘っていたらどうなるかって?

 近所のスーパーだと商品は回収されてしまい、一旦売り場からなくなります。が、その後、煮物、焼き物、揚げ物等の調理食品として再び売り場に復帰します。

 ということは、通期パスの名称を変えて、全く違うスキームとして売り出される可能性もありますね。中身は通期パスと同じだけど「ありがとう万博パスポート』などという名称をつけ、9月1日から閉幕日まで毎日使えて価格は7割引の9000円という驚きの価格に(笑)

 って、いろいろ書いてますが、私、心の中では怒っているんですよ!

 早く買った人が損する仕組みを平気でやっちゃう運営さんに。

 チケットなんて売れなくてもいいじゃん。会場が空いているほうが、並ばない万博になっていいと思うんだけどな。

 そもそも並ばない万博の実現を目指すってことは、最初から採算度外視しないと無理だってわかっていたでしょ!!それを今更、税金が投入されているので赤字になると困るっていうのは虫が良すぎるな。

 で、私の3万円もした通期パスと、24000円で買える通期パスの違いは何?

 そう・・・、まったく同じかい。せめて、24000円の割引で買う通期パスのほうは、6月1日~9月30日までの11時以降しか入場できないっていう制約があれば、私も納得できるんだけどね。

 まあ、早く買って準備していた人から恨み節が出ることは運営側も百も承知だったけれど、こうやって強硬策に出た背景には、「早くから通期パスを買った人はいわゆる万博好きなヲタクだから、多少被害を被っても仕方ないと直ぐに諦めるでしょう」っていう傲りがあるのだろうと容易に想像できるのだが。

 そうそう、通期パスは閉幕日も使えるように改正されたってことなんだけど、こんな運営さんのことだから、9月中旬には「10月1日から閉幕日にかけては既に予約一杯で入場できません」っていうアナウンスを準備していそうだわ。