
最初、テストランってなんだろうって思っていたのだが、概要を読む限り開幕前のテスト運営みたいで、入退場ゲートシステムをはじめとする会場内のオペレーションについて確認するようなのでプレオープンみたいな感じだな。
無料で会場に入れるだけなのかと思っていたら、何とパビリオンまで入れるじゃないですか。4月13日を待たずして、大阪・関西万博が楽しめるとはめっちゃ羨ましい。
海外パビリオンの大多数が今も工事中で開幕までに間に合わせることは絶望的だとネガティブな報道がなされているが、開幕一週間前からこうやって入場できるくらいなんだから、まったく問題ないのだろう。
すでに申込受付は終了しており、明日と明後日には4万人余りの人が会場入りするようだ。しかも土曜日は18,000人、日曜日は22,000人という少なさ。
最大通過ゲスト数は、西ゲートで1時間あたり5,700人、東ゲートで1時間あたり10,000人とのことですが、この数字って本番の来場日時予約の定員数と同数かな。本番で朝9時にオープンして夜8時までこの最大人数で入場制限をかけた場合、1日の入場者数は最大で(10000+5700)×11時間=17万2,700人となるけれど、これじゃあ博覧会協会が予想している1日の最大入場者数の22万7,000人には遠く及ばないんじゃないですかね。
実は私が一番気にしているのは、入場ゲートの込み具合なんです。
今回、東ゲートで1万人通過テストを行うようですが、9時に1万人が並んだとして最後尾の人は開場して何分後に入れるのかが気になります。もちろん、本番と同様に手荷物検査も行った上でです。9時に来たのに入れたのは10時前だったということにならないのか心配です。
さらに、今回のテストでは実施していないと思いますが、通期パス用ゲートの顔認証システムがちゃんと稼働するのか心配です。本番ではスマホに保存してあるチケットのQRコードをかざした上で、顔認証による追加認証を行うことになるので、一般の人よりも手間がかかる入場です。この時に、顔認証が登録されていない人や認識されなくて弾かれる人がどの程度いるのか、また認証速度は時速4キロで歩いていてもいいのか(笑)など、その性能が知りたいです。
というのも、来場日時予約は開幕日の9時ですが、そのあとのパビリオンの予約が9時30分という時間帯を予約してもいいのか迷いました。
もし、入場に手間取って入場が10時前になれば9時30分という時間の予約は無効になりますよね。パビリオン入り口で「9時にはゲート前にいたのに!」ってごねる?(笑)
まあ、そんなことをいろいろと考えていたんだけど・・・
なんで、大阪府民だけしかテストランに参加できないんだよ!!!
ここは、早期に定価で通期パスを買った人は無条件でこのテンストランに参加できるようにするべきだと思うんだけどな。
今回、後出しじゃんけんみたいに、通期パスの利用条件の改善によって来場可能日の変更や割引価格での販売を決めた博覧会協会さんに言いたい。
早くから販売に協力して高い値段で買ってしまった人、9時から入りたいがために通期パスとは別にもう1枚入場券を買った人、さらに10月4日以降も毎日来場したいので追加で10枚も入場券を買ってしまった人たちの事を、少しでも申し訳ないという気持ちがあるのなら、それくらいの特典をつけてもいいんじゃないの?って思わずボヤキたくなりました。
それにしても早くから万博が楽しめていいなぁ。。。
そうそう、2日間で4万人だとめちゃめちゃ空いている万博を想像してしまうけれど、意外と人が多くてびっくりしちゃうかも。
たしかにテストランとして当選したのは2日間で4万人だけれど、もしかすると出展企業や協賛企業のプレオープン招待客や各国パビリオンの招待客、新聞、ラジオ、テレビ、CATV、ネット配信などの報道関係者、インフルエンサーとしての招待客、行政機関の視察団等々、4万人の当選者以外の人がいるかもね。