やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

シーカヤック

シーカヤック


ハウステンボス2日目。本日が最終日で、夕方の船で長崎空港へと向かう日程だ。
ホテルから荷物を送る。1手荷物につき500円かかるが、運ぶ手間とコインロッカー料金を考えると、マリンターミナル近くの宅配センターまで送ってもらうほうが得だという計算だ。これが園内泊だと、チェックアウト後はホテルのクロークに預け、帰り際に引き取るという方法に変わる。こうすれば無料だ。運ぶ手間もホテルヨーロッパからであればそれほど苦にならない距離なのである。マリンターミナルを利用せずに、JRで帰る場合は、ホテルヨーロッパからレセプション棟まで無料で配送していただけるので助かる。出国してレセプション棟に寄って荷物を引き取るだけだから非常に楽なのである。

さて、本日のハウステンボスでのメニューであるが、まずシーカヤック体験をすることにした。予約状況を確認すると、40分ほど待てば実施するとのこと。それまでの間、パレスハウステンボスのバラ園などで時間を潰した。結婚式場の建設の為、パレスハウステンボスから港に向かう道が通行止めになっているのはちょっと痛かった。いつもは、行きが木々の並木道を利用すれば、帰りは海辺の道というように、パレスハウステンボスに向かう際は、往路と復路を変えていたからだ。

11時からのシーカヤック体験。少し風が出てきて嫌な予感・・・。カヌーで海原に出る。風で波が出来ているので、カヌーが左右に揺れる。かなりスリリングだ。向かい風になれば、漕いでもなかなか進まない。横風を受けると、いつの間にか流されている・・・。う〜〜ん、やばい。

ということで、強風と波を避けるためにマリーナに入る。オレンジ広場前のデリーフデ号のあるマリーナだ。昔は、ハーバークルーザーがこのマリーナにはいってきていたが、今は残念ながらハーバークルーザーそのもののアトラクションがなくなっている。

さすがに、港の中である。風もほとんど感じないし、何よりも波がない。デリーフデ号の周りを回って、帰路につく。しかし、風の通り道にカヌーがくると、とたんに前に進まない。漕がないで手を休めていると、風に押されて岸に追いやられる。舵取りもままならないのだ。 (..;)

なんとか脱出し、再度荒波の海原へ。広い海原にでると、やっぱりスリルがある。途中で、観光丸の入港とすれ違った。観光丸の人が手を振っている・・・。なんか、恥ずかしいや。

マリーナに停泊中の双胴船、デハール号の船腹を潜る。前回のシーカヤック体験時は、デハール号のエンジンがかかっていたためにできなかったコースだ。双胴船の船腹は真っ暗なトンネルみたい。やがて前方から明るい光が差し込んで、見事くぐり抜け完了!

およそ50分のクルージング体験。ボートや観光丸といった乗っているだけのクルージングではなく、自分の手で漕いで回ってくるという体験ができるアトラクションなのである。
ディズニーランドにもカヌーを漕いで湖を一周まわるアトラクションがあるが、このシーカヤックは自分のペースで漕げるので疲れたら休めばいいし、舵取りや漕ぐスピードは自分で調節できるので遙かに自由度が高く充実感がある点でお勧めである。値段が高いのがちょっと財布に痛いけど・・・。