突然ですが、アルプスの少女ハイジって知ってますか?
私がまだ子供だった頃、テレビのアニメ番組でちらっと見たことがあります。もっとも男の子だった私はそのアニメの内容についてはそれほど詳しくはなく、ペーターという男の子と、パトラッシュという名前の犬とゼペット爺さんと車いすに乗ったクラリスが出てくるアニメだったかと(笑)
まあ、所詮こんな程度の記憶です。
一応念のために訂正して書いておきますが、アルプスの少女ハイジにはパトラッシュもゼペット爺さんもクラリスもでてきません!ハイジのお爺さんには名前がなく、飼っているセントバーナード犬はヨーゼフです。また、車椅子に乗っているのはクララという女の子です。
このアニメは、スイスの女性作家の小説「ハイジ」を基にして制作されたようで、題名通りアルプス地方で過ごす成長の物語を描いているそうです。
なぜこの話題なのかって?
大阪・関西万博のスイス館に入って、スイスで描かれているハイジの姿を見たからです。
いや~、最初はその顔がハイジだと思いませんでした。
だって、日本のアニメに出てくる顔は・・・
みなさん、想像してください。
あの、丸顔でいつもブランコに乗って笑っているショートヘアの幼い顔を。
で、万博に登場するハイジはこれです。
これはスイス館にあったAIによる顔の生成技術を使った展示で、左側がカメラが撮影した画像、そしてAI技術によってフェイク画像として合成された画像で「ディープフェイクミラー」として紹介されていました。
もう一枚の写真も同様です。
どうでしょう。
最初、女の子になるだけなのかと思っていたら、どうやらこの女の子は「ハイジ」だったみたいです。
パビリオンの見学を終えて外に出る前に外国の絵本をちらりと見たら、そこに描かれていたハイジはまさしくこんな感じの顔だったんです。それも何種類もありました。日本のハイジのイメージってひとつだけですよね!?
なんか、新しいハイジの発見でしたw
あ、この合成技術のデモにはハイジ以外にも別の人物に置き換わるカメラがありました。
これはインプット画面との比較は無く、モニターの前に立つとこんな感じの人物が画面に映し出されます。この3人の顔、みんな同じ(笑)
ちなみに一度に合成できる人物は3人程度のようで、あまりにも大勢の人がカメラの前に立ってしまうとこのように、素顔のまま映し出されてしまいます。
あ、私の顔にはぼかしを入れておりませんが、この写真とは全く別人の顔なので会場内でこの顔の人物を探しても見つけることは不可能ですよ。
ちなみにこの顔をしている有名人は誰だと思いますか?
このスイスのパビリオンに入ったところにある切り絵には、隠れハイジがいるということなので、じっくりと見て探してきました。ここで言うところのハイジは、日本のアニメに出てくるハイジの姿かたちをしています。全部で何種類あるのかな?また、ハイジ以外にも日本のお相撲さんやピカチュウもあるとのことでした。
でも、マジでピカチュウは教えてもらうまで分かりませんでした。そもそも、本当にピカチュウなのか?って思っちゃうくらいに。(笑)