やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

第77回都市対抗野球大会(2)

ヤマハチームのチアガール


通路から、客席内にはいる。と同時に「うぉ〜!!」という歓声とどよめきが聞こえた。
ドーム独特の反響音に圧倒される。

ちょうど東芝チームの攻撃中だった。
外野席からちょうど正面にバッターボックスが見えた。プロ野球のテレビ中継と一緒のアングルだ。違いは、その大きさだ。外野席から見るバッターの姿はあまりにも小さすぎて全然選手の顔がわからない。

一塁側スタンドが東芝チーム。スタンド一面に赤い服で埋め尽くされている。東京近郊の川崎市からの応援であろう。浜松市から応援に来ているヤマハチームに比べて観客動員数では勝っていたのではないかと思われた。
赤い東芝に青いヤマハ。東京ドームの内野席は見事に色分けされていたのだった。

途中で、チアガールの動きが気になりだした。若い女性がプラカードを持ったり、華麗なアクションを見せたりして、壇上で踊っているのだ。 ^^

しかし、こちらはフェンスのない外野席。チアガールに見とれていて、ホームランボールが顔面に当たって怪我でもしようものなら笑い者になってしまう。その恐怖と戦いながら、命がけでチアガールを見ていたのだった。

試合は同点という膠着状態のまま回を重ねていく。どちらも決定打がなかなか出ないのだ。別にどちらが勝とうが関係はないのだが、一人だけ可愛いチアガールがいたヤマハに勝って欲しかったかなぁ。 ^^;

両者ラッキーセブンの攻撃が終わっても2−2の同点のまま。ヤマハ側の応援席でプラカードを持ったひとがウロウロとしていた。見ると、そのプラカードには浜松市までの最終新幹線の発車時刻が記されていた。
浜松市からだったら、帰りの時間を気にしなければならないくらい、試合は長引いていたのだ。

こっちもホテルのチェックインはまだ済んでおらず、しかも夜中に家を出てきているので、そろそろホテルで休みたくなってきていた。せめて点数が入るまでと思って7回まで見てきたが、もう限界だった。

後ろ髪引かれる思いで、球場を後にした。

ここから、JRや地下鉄を乗り継いでホテルに向かってもよかったのだが、かなり疲れていたのでタクシーでホテルに向かう。
ホテルに到着する5分前、なぜかまたもやものすごい雨に見舞われてしまった。幸いにもタクシーだったので全く濡れずにホテルに到着したものの、もし電車を使っていたら・・・、間違いなく駅からの15分間は傘をさしながら歩かなければならなかっただろう。そう思うとタクシーをつかってラッキーだった。

ところで、肝心の試合結果であるが、翌日の新聞をみるとヤマハが勝っていた。ちょうど僕が席を立った8回の表に集中攻撃をして、ツーアウトから4点をもぎ取っていたのだった。見ているときはゼロ行進で、帰るといきなり得点してるんだもんなぁ・・・。(−.−#)