やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

沖縄離島物語 その4 黒島編

干潮近くの仲本海岸の様子

リーフの端のほうに行くと少し深いところがある

 午後の遅い時間に再び仲本海岸に出向き、念願のシュノーケリングを行った。

 午前中にみた仲本海岸とはうって変わって、水中に沈んでいたリーフが現れていたのである。海岸の砂浜から少し泳いでいくと、この巨大なリーフにたどり着くことができるのだが、私の予想ではこのリーフは綺麗なサンゴ礁になっていて、そのサンゴの合間を小魚の群れが見られたり、色とりどりの熱帯魚が泳ぐ様子が観察できるものとばかり思っていたのである。

 ところが・・・

 海は非常に危険なので、もっと沖合にあるリーフまでは行かず、海岸に近い場所でウロウロしていたので、こんな感じのサンゴしか見つけられませんでした。

ようやく見つけた枝サンゴ

小さな銀色の小魚が群れをなして泳いでいるのがわかりますか?

少し大きな魚も観察できましたが、ほとんどいなかった・・・

海の中の様子

 せっかくスーツケースを買ってまでして、シュノーケルセットと水中カメラを持っていったんだけど、結局水中カメラを取り出したのはこの時だけでした。

 だって、記念に残したいって思えるほどビックリするようなサンゴ礁じゃなかったんだもん。そう思うと、デジカメなんてまだ手元にない時代に観た波照間島のニシ浜の海や、15年くらい前に行った座間味島から船で渡った無人島の海は、海岸近くまでびっしりとサンゴ礁が群生していたので、すごかったなと思います。

 あんなにも綺麗で素晴らしい海の中が海岸から手軽にみられたなんて・・・って年々記憶が美化されてしまい、いっそう魅力的な海の記憶にすり替わっていくような気もするんですが、今はどこの海岸に行けば感動するサンゴ礁と熱帯魚を見ながらシュノーケリングすることができるんでしょうかね。もちろん、シュノーケリングツアーに参加しなくても見られることが前提ですよ。

 夕方になって民宿の夕食の時間も近づいてきたので、仲本海岸を後にしました。明日は仲本海岸が満潮の時間に島を離れてしまうので、ここで泳ぐのは今日が最後です。

夕方6時を回ってもこんなに太陽が上にあった黒島の仲本海岸

民宿の夕食

 明日はゆっくりと過ごし、少しだけ島内観光をして黒島を離れます。