佐渡島に渡って最初に宿泊した施設は、「ふれあいハウス潮津の里」
ここに決めた理由は何と言ってもそのロケーションの良さ。
真野湾が一望できる小高い丘に建っているので、真野湾に沈む夕日がとても綺麗に見えるらしい。今回の旅行では、この夕日スポットで有名な宿を中心に選択したくらい楽しみにしていたのだ。
ただ心配だったのは、この宿は修学旅行、合宿、キャンプ等に使われることが多いようで、団体客と一緒になってしまうことである。一番の楽しみにしているお風呂も、ここは人工温泉で24時間いつでも入浴できる大浴場があるのですが、イモ洗い状態になるのも嫌だな~と(笑)
でも、雲が多いなぁ。夕日が見られるのかなぁ。
宿に到着して間もなくすると、空一面に怪しい雲がたちこめてきて、もはや、夕日が見られるかどうかを心配するレベルじゃなくなりました。いきなり、嵐のような突風と激しい雨に見舞われ、少し離れたスーパーまで買い物に出かけようと思っていたのを断念せざるをえませんでした。
宿の夕食はこんな感じでした。
魚料理も肉料理もあり、なかでも魚の煮つけがめちゃめちゃ美味しかったです。
夕飯を食べ終え、しばらくすると雨も止んだので、車で5分程離れたスーパーまで買い物にでかけました。
目的はこれ。
どうしても、新潟でこの牛乳が買いたかったのです。
初日に新潟のコンビニに行きましたが売ってなく、宿の人に聞いたら「街中のスーパーにならあるよ」とのことだったので、閉店間際のフレッシュ・マツヤ 真野店まで車を走らせました。噂通り狭い駐車場でしたが、閉店間際でお客も少なかったので、楽々駐車することができました。名前は大手チェーン店のような感じですが、地元のスーパーなのか支払い方法は現金のみでした。
トキのパッケージを見ていると癒されましたが、お土産として持って帰るわけにもいかなかったので、記念の写真を撮りました。
ちなみにホテルの冷蔵庫は共同の冷蔵庫が用意されおり、風呂場の前に冷水器も置かれてました。また、氷の有無を尋ねると、ご厚意でアイスペールに入れて用意していただけました。宿泊料金は8,865円で、最初は高いなぁと思いましたが、ホテルの人たちはフレンドリーで意外と温かみのある宿で良かったです。
さて、佐渡島2日目は「佐渡西三川ゴールドパーク」に砂金とり体験に出かけます。
その前に、宿泊施設の人から「近くにインスタ映えするスポットがあるよ」と教えていただいた場所に向かいました。
その場所は、ふれあいハウス潮津の里のすぐそばにありました。
グーグルマップにも載っている『恋するバス停』ってどういう意味なんだろうな。
青い空と海だったら白い壁で作られている背合(せなごう)のバス停が映えるみたいですが、あいにく雲の多い薄曇りの天気だったので、鮮やかな写真を撮ることは出来ませんでした。
午前9時。「佐渡西三川ゴールドパーク」に到着。
西三川砂金山を紹介する資料館で、料金の中に砂金とり体験料が含まれています。また別料金がかかりますが、採った砂金をその場でキーホルダーなどに加工してもらえます。
本物の「自然の砂金」だそうです。「佐渡の」とも「西三川の」とも書かれておりませんので、自然の金なんだけど、どこからか持ってきて人が居ない時に水槽に撒いている感じでした。だって毎日皆さんがたくさん取って持ち帰っているのに、砂の中の砂金が無くならないって・・・変じゃない?(笑)
一応お断りしておきますが、たくさん取って持ち帰っているのは他のお客さんのことであって、私ではないです。
皿の上に砂金があるかな?
体験時間は30分くらいだったでしょうか。とにかく適当に砂を皿の中にすくい上げては、皿を回しながら砂を落としていき、最後に残る砂金を採取するという単調な作業を繰り返すので、腰の弱い私はすぐにギブアップ。コツもわからなかったので、とても小さな砂金が1個と、まあまあの大きさの砂金が1個の合計2個しか採取できませんでした。となりの家族連れは要領がよいのか、歓喜の声をあげながら次から次へと採取して楽しんでいましたが、私には腰の痛みに耐えながら30分間地獄の苦しみを味わった体験でした。
なに!? 小さすぎて見えない?
おお~~~!! 拡大すると金塊みたいだなぁ
お隣の家族連れはたくさんの砂金が取れたため、その砂金を使って各々がストラップやペンダントの加工をしていました。
私ですか・・・?
たったの二粒ではねぇ。
拡大してやっと見える程度の砂金の量じゃ、加工しても何も見えませんがな(笑)
佐渡島紀行(その8)に続く