やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

取っても取っても、キリがない

アオムシ

種を蒔いて育てているブロッコリー。レタスやサニーレタスは収穫できるまで育っているのにブロッコリーはまだ葉っぱだけ。

家庭菜園のブロッコリーとは言え、葉っぱに穴があいているのは忍びないということで、5月に入ってから毎日のように葉っぱを凝視してアオムシの駆除に励んでいる。

ブロッコリーは定植した直後にネキリムシに食べられて今ではたったの5株しかない。それでも丁寧に葉っぱを見ていくと30分以上かかる。6月に入り葉っぱの枚数も増えてきたので、1時間近くかかる時もあるくらいだ。

毎日ブロッコリーの上をモンシロチョウが飛んでいる。最初の頃は、そのうちにモンシロチョウは寿命が尽き果てていなくなるだろうとたかをくくっていたのだが、どうやらそれは間違いだったようだ。

ブロッコリーの葉っぱの裏側に卵を産み付けていく。それが孵化するととたんに葉っぱに穴が開いてしまうのだ。

卵やアオムシを見つけては駆除しているのだが、本当にキリがない。

今日も30匹以上のアオムシを駆除してやった。でも、翌日になるとどこから湧いてくるのか、気を許すと葉っぱに食らいついているのである。午前中に駆除したのに、午後になるといつの間にか食べてる。

なんでキリがないのか不思議に思って調べてみた。

モンシロチョウは1年の間に複数回の世代交代があるようだ。どうりで毎日途切れることなく飛び回っているわけだ。長生きしているのでなく、新しく誕生していたのだ。そして卵から孵化したアオムシは10日間にわたり葉っぱを食べつくす。その間に4回脱皮を繰り返して大きくなっていくわけだ。アオムシは葉っぱによく似た色をしているし、葉脈にそっくりなので見つけにくい。丁寧に葉っぱを探さないと本当に見つけにくいのだ。そうして見落とした幼虫が毎日むしゃむしゃと葉っぱを食べて・・・・

防虫ネットを使えばこんなにも悩まなくてもいいのかもしれないが、ここまで一か月にわたり奮闘してきた手前、なんか根負けしてしまったようでその気になれないのである。

かくして、取っても取ってもキリがないアオムシと毎日戦っているのである。