やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

久しぶりの東京旅行(8)

築地市場で取引された最大級の国産クロマグロの実物大模型

 久しぶりの東京旅行も今日で3日目。最終日だ。

 ひょんなことから早朝5時から入場を開始する豊洲市場のマグロのセリを見学することになり、宿泊ホテルのベッドから朝4時過ぎに起床した。

 5時から入場を開始。途中で築地市場で取引された最大級の国産クロマグロの実物大模型が展示されていたので見入る。長さ2.88メートル、重さ496キログラム、胴回り2.36メートルという大きさだ。もちろん、私の体より大きい。1986年4月に鹿児島県種子島沖で漁獲され、宮崎県日南市にある港に水揚げされたのち、築地市場へ出荷されたという。もう35年以上前の話なんだ。。。

 マグロのセリの見学とは言っても、マグロに触れるわけではない。また、セリを行っている場所に行くこともできない。見学者用のコースが作られており、そこから窓越しに見学するという仕組みだ。

 

マグロのセリ会場

 このように、3階ほどの高さから見下ろしての見学となる。ここは冷凍マグロが並んでいるが、手前には生マグロが並べられていた。でも、見学者コースからは生マグロの一部しか見ることができませんでした。

 

マグロのセリ会場

 見学コースの突き当りの窓から見下ろした風景です。先ほどの場所から90度角度が変わっています。手前には大きいマグロが並べられていました。左奥には、生マグロが並べられています。ちょうど見学者コースの通路の下側あたりになります。

 5時の時点ではまだセリが始まっておらず、セリに参加する人達がおのおの品定めをしているようでした。かまのようなものでしっぽの肉を叩いている人もいました。

 5時半からセリが始まったようで、知らない間にマグロが運ばれていって会場から姿を消していました。

 

セリの様子

 左側に3~4人の人がいて、一人の人が台の上に立って掛け声をかけています。あっという間に値段が決まってしまうのか、つぎからつぎへと競り落とされたマグロが増えていきます。実際窓から見学していても、私には、今どのマグロのセリなのか検討もつきませんでしたし、価格はいくらで競り落とされたのかもわかりませんでした。値段を競い合っている感じもなく、淡々と進んでいっているような感じもしました。この広い会場いっぱいに並べられたマグロを短時間で競い合うんですから、一匹当たりにかけられる時間って、めちゃめちゃ短いのではないかと想像します。

 

 

セリが終わるとマグロが消えていきます

ターレに乗せられて運ばれるマグロもあります


 マグロのセリ会場が見学できる7街区は水産の卸売場となっています。マグロのセリ会場以外に鮮魚売場を一望できるスペースがあるのですが、遠すぎて何の魚なのかわかりません。やはり魚が間近で見られる市場のほうが楽しいですね。

 

鮮魚売場が一望できました

 ついでに、6街区の仲卸売場棟も見学してきましたが、上から見下ろすだけの一部分しか見ることができず、まったく面白くありませんでした。

 

水産仲卸売場棟の仲卸店舗を見学コースの窓から見下ろす

 

水産仲卸売場棟の仲卸店舗を見学コースの窓から見下ろす